鳥取大学附属小学校 校長 太田隆夫

着任のご挨拶

 

 4月より鳥取大学附属小学校の校長を拝命しました、太田隆夫です。どうぞよろしくお願いいたします。今年の桜(主に染井吉野)は3月末に満開となり、始業式・入学式と少しタイミングが合いませんでしたが、新年度初めの行事を無事に終え、学校の新しい1年が始まりました。新型コロナウイルス感染症は、なかなか終息とはなりそうにありませんが、5月8日からの5類移行に伴って、日常生活はコロナ禍前の状態にさらに近付いていくものと思われます。学校行事等につきましても、拙速に過ぎることは避けながらも、以前のように行うことをしていきたいと考えています。

着任のご挨拶ということで少し自己紹介をさせていただきます。日本の高度成長期と呼ばれる時代の真っ只中、1965年に滋賀で生まれ、大学入学とともに鳥取へ来て39年が過ぎました。滋賀にいた期間の2倍を鳥取で暮らし、もちろん愛着もありますが、言葉だけは関西弁(厳密には滋賀弁でしょうか)が抜けません。大学・大学院では土木工学を専攻し、大学院修了後に縁あって鳥取大学の教員となり(現在の所属は工学部社会システム土木系学科)、海岸工学という分野で海の波の特性や海岸・港湾の構造物(防波堤など)に関する研究を行ってきました。6年ほど前からは、これに加えて防災にかかわる研究もしています。昨年11月に懇話会主催で行われた「わくわく!附小の防災体験」で、工学部附属地域安全工学センターの一員として参加し、VR(バーチャルリアリティ)を使った浸水の疑似体験をしていただきました。VRを見た児童の皆さんの素直な反応を新鮮に感じました。今後も、同センター等と連携しながら、学校での防災活動にも携わっていければと思います。

さて、本年度の学校経営方針を策定し、以下のような点に力を入れていきたいと考えています。

・タブレット端末利用に代表されるICTを活用した教育のこれまでの成果と課題を踏まえ、さらなる充実・改善に取り組む。

・大学の資源を有効活用したキャリア教育等をさらに推進し、内容の改善にも取り組む。

・児童の社会性や公共心の向上を図るための取り組みを、懇話会と連携して行う。また、防災関連の取り組みなどを保護者と学校とが一体となって展開する。

・教職員にとって健全で魅力ある職場環境の創造・維持にむけて、働き方改革についても継続的に取り組む。

これまでの方針から大きく変わったものはありませんが、どれも重要な事項ですので、本年度も続けて掲げさせていただきました。今後とも引き続きご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

2023年4月

太田隆夫